東京外国為替市場概況・15時 ドル円、下落一服

 29日午後の東京外国為替市場でドル円は下落が一服した。15時時点では150.09円と12時時点(150.16円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。予想を上回る伸びとなった11月東京都区部消費者物価指数(CPI)をきっかけとした円買いの動きが続く中、10月21日以来の安値となる149.76円まで一段と下落。ただ、売りの勢いが一服すると買い戻しが優勢となり、150.20円台まで持ち直した。

 ユーロ円は下げ渋り。15時時点では158.61円と12時時点(158.73円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。円買いが強まる中で158.40円前後まで下押すも、午前に付けた安値が目先の支持として意識されると158.80円台まで切り返した。

 ユーロドルは伸び悩み。15時時点では1.0567ドルと12時時点(1.0571ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円でドル売り・円買いが強まった影響を受け、1.0577ドルまで上昇してわずかに本日高値を更新するも、勢いは続かず。その後は伸び悩む動きとなった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.76円 - 151.55円
ユーロドル:1.0548ドル - 1.0577ドル
ユーロ円:158.24円 - 159.97円

(川畑)
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