東京外国為替市場概況・10時 ドル円、上値が抑えられる

 5日の東京外国為替市場でドル円は上値が抑えられる。10時時点では150.22円とニューヨーク市場の終値(150.59円)と比べて37銭程度のドル安水準だった。8時過ぎには150.78円まで上昇したが、徐々に上値が抑えられた。時間外の米10年債利回りは上昇して始まり、日経平均も続伸するなど特段の理由もなくドル円は売られ、10時前には150.20円まで弱含んだ。流動性が悪化していることもあり方向感なく上下している。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.0514ドルとニューヨーク市場の終値(1.0511ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。対円でドルが売られたことで小幅に買われる場面もあったが、引き続き狭いレンジ内で小動き。

 ユーロ円は軟調。10時時点では157.94円とニューヨーク市場の終値(158.30円)と比べて36銭程度のユーロ安水準だった。総じてドル円に連れる動きとなり158.49円まで買われた後は157.92円まで下押しし軟調推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.20円 - 150.78円
ユーロドル:1.0508ドル - 1.0516ドル
ユーロ円:157.92円 - 158.49円


(松井)
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