欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、弱含み

 10日の欧州外国為替市場でユーロドルは弱含み。20時時点では1.0528ドルと17時時点(1.0549ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。欧州序盤からの売りが継続。上昇していた独長期金利が一転低下に転じたこともユーロ売りを誘い、昨日安値の1.0532ドルを下抜けて1.0523ドルまで下落した。

 ユーロ円は上値が重い。20時時点では159.59円と17時時点(159.87円)と比べて28銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇につれて160.07円まで値を上げたが、昨日同様に160円台では定着できなかった。ユーロドルが下落した影響を徐々に受けると159.40円台まで失速した。

 ドル円は買い一服。20時時点では151.58円と17時時点(151.56円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。151.79円を頭にその後は151円台半ばで動きが鈍くなるなど、いったん上昇の勢いは落ち着いている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:150.90円 - 151.79円
ユーロドル:1.0523ドル - 1.0568ドル
ユーロ円:159.38円 - 160.07円


(越後)
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