東京外国為替市場概況・10時 ドル円 しっかり

 13日の東京外国為替市場でドル円はしっかり。10時時点では152.82円とニューヨーク市場の終値(152.63円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。日銀短観の10-12月大企業製造業業況判断と先行きは市場予想をやや上回ったが、来週の日銀会合での追加利上げ期待を強めるには至らず、円安の流れが継続。152.95円まで上値を伸ばし、11月27日以来の153円台回復が視野に入った。

 ユーロ円は上昇。10時時点では160.14円とニューヨーク市場の終値(159.78円)と比べて36銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につられ160.25円まで上値を伸ばした。全般円売りが優勢となり、ポンド円は193.87円、豪ドル円は97.41円まで上昇した。

 ユーロドルは底堅い。10時時点では1.0479ドルとニューヨーク市場の終値(1.0468ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。2日安値1.0461ドルが目先のサポートとして意識され、1.0481ドルまで買い戻された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.46円 - 152.95円
ユーロドル:1.0465ドル - 1.0481ドル
ユーロ円:159.65円 - 160.25円

(金)
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