東京外国為替市場概況・17時 ドル円、買い一服

 12日午後の東京外国為替市場でドル円は買い一服。17時時点では152.57円と15時時点(152.49円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。日銀の早期利上げ期待後退を背景とした買いが続き、一時152.77円まで上値を伸ばした。ただ、昨日高値の152.82円が目先のレジスタンスとして意識されると伸び悩み。欧州勢がドル売りで参入したこともあり152.28円まで下押しする場面が見られた。一方で、押し目買い意欲も強く一巡すると152.60円台まで持ち直している。

 ユーロドルは小幅高。17時時点では1.0515ドルと15時時点(1.0506ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢が買いで参入すると一時1.0531ドルまで値を上げたが、今晩に欧州中央銀行(ECB)理事会を控えるなかで上値は限られた。

 ユーロ円は堅調。17時時点では160.43円と15時時点(160.21円)と比べて22銭程度のユーロ高水準だった。全般円安が進んだ流れに沿って160.55円まで上昇し、その後も高値圏を維持した。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:151.96円 - 152.77円
ユーロドル:1.0493ドル - 1.0531ドル
ユーロ円:159.65円 - 160.55円


(越後)
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