東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下げ渋り

 12日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。12時時点では152.31円とニューヨーク市場の終値(152.45円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。日経平均株価が伸び悩むなか調整の動きが進み、一時152円割れ。151.96円まで下落したものの、時間外取引の米10年債利回りが4.28%台まで切り上がる動きもあって、152.32円前後へ持ち直した。

 ユーロ円も一時下押し。12時時点では159.98円とニューヨーク市場の終値(160.01円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の動向に連れた円相場の流れに沿って上下。159.65円まで下値を探ったものの、160円近辺まで戻した。

 ユーロドルは12時時点では1.0503ドルとニューヨーク市場の終値(1.0496ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。今晩に欧州中央銀行(ECB)の政策イベントを控えて引き続き方向感は出ず、1.05ドル近辺で小動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.96円 - 152.46円
ユーロドル:1.0493ドル - 1.0509ドル
ユーロ円:159.65円 - 160.05円

(関口)
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