東京外国為替市場概況・8時 ドル円、もみ合い

 12日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。8時時点では152.40円とニューヨーク市場の終値(152.45円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。東京早朝は152.40円近辺でこう着相場が続いている。昨日注目の11月米消費者物価指数(CPI)はほぼ予想通りの結果となり、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに踏み切るとの市場の見方に変更はない。

 ユーロ円は小動き。8時時点では159.97円とニューヨーク市場の終値(160.01円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。160円前後の狭いレンジ内で振幅。ユーロの軟調な動きが重しとなる一方で、日銀の利上げ見送り観測が支えになっている。

 ユーロドルは動意薄。8時時点では1.0496ドルとニューヨーク市場の終値(1.0496ドル)とほぼ同水準だった。1.0490ドル台でもみ合い。今晩は欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表が控えている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.37円 - 152.46円
ユーロドル:1.0493ドル - 1.0498ドル
ユーロ円:159.91円 - 160.05円


(金)
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