東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

 12日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では152.49円と12時時点(152.31円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。関係筋の話として「日銀は利上げを急いでいない」と再び報じられたことで、新発10年物国債の利回りが1.050%まで低下し、一時152.61円まで上値を伸ばした。
 
 ユーロドルは小高い。15時時点では1.0506ドルと12時時点(1.0503ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。本日のECB理事会に向けたポジション調整の買いで一時1.0510ドルまでわずかに上値を伸ばした。

 ユーロ円は15時時点では160.21円と12時時点(159.98円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れて一時160.32円まで上値を伸ばした。

 豪ドル/ドルは、豪11月雇用統計を受けた買いが続き、0.6420ドルまで上値を伸ばし、豪ドル円も97.92円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.96円 - 152.61円
ユーロドル:1.0493ドル - 1.0510ドル
ユーロ円:159.65円 - 160.32円

(山下)
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