今日の株式見通し=堅調か 円安進行や日銀の利上げ見送り観測が支えに
東京市場は堅調か。先週末の米国株はまちまち。ダウ平均とS&P500が下落した一方、ナスダックが上昇した。ダウ平均は86ドル安の43828ドルで取引を終えた。10年債利回りが一時4.4%台に乗せるなど長期金利が上昇しており、上値の重い展開。一方でFOMCでの利下げが確実視される中、下値も堅く、ナスダックが小幅ながらプラスで終えた。為替市場ではドルが買われており、ドル円は足元153円70銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて100円高の39570円、ドル建てが220円高の39690円で取引を終えた。
米国株は最も振れ幅が大きかったダウ平均でも0.2%安で、動意自体が限定的であった。為替が円安(ドル高)に振れている点は日本株にはプラスの材料。また、本日および土曜14日の日本経済新聞では、日銀が今回の会合では利上げを見送るとの観測を報じており、こちらも日本株には安心材料となる。13日の日経平均は378円安(39470円)と大きく下げており、きょうは押し目買いが入ると予想する。先の波乱の可能性が低下する中、高く始まり、場中もしっかりとした動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは39400円-39800円。
(小針)
米国株は最も振れ幅が大きかったダウ平均でも0.2%安で、動意自体が限定的であった。為替が円安(ドル高)に振れている点は日本株にはプラスの材料。また、本日および土曜14日の日本経済新聞では、日銀が今回の会合では利上げを見送るとの観測を報じており、こちらも日本株には安心材料となる。13日の日経平均は378円安(39470円)と大きく下げており、きょうは押し目買いが入ると予想する。先の波乱の可能性が低下する中、高く始まり、場中もしっかりとした動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは39400円-39800円。
(小針)