東京外国為替市場概況・10時 ドル円、方向感定まらず

 17日の東京外国為替市場でドル円は方向感が定まらず。10時時点では154.14円とニューヨーク市場の終値(154.15円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。9時過ぎに154.02円まで下押すも、昨日高値からの下押し水準である154.01円前後がサポートとして意識されると下げ渋り。その後154.35円まで切り返したが、前日高値154.48円が目先の抵抗として意識されると伸び悩むなど、154円台前半で方向感が定まらなかった。

 ユーロドルは小高い。10時時点では1.0529ドルとニューヨーク市場の終値(1.0512ドル)と比べて0.0017ドル程度のユーロ高水準だった。13・16日高値1.0524ドルを上抜くと、1.0534ドルまで小幅に上昇した。時間外の米10年債利回りの小幅低下も上昇を後押しした模様。

 ユーロ円は強含み。10時時点では162.30円とニューヨーク市場の終値(162.03円)と比べて27銭程度のユーロ高水準だった。日経平均が底堅く推移するのをながめ、162.48円まで上値を伸ばした。ユーロドルが上昇したことも追い風となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.02円 - 154.35円
ユーロドル:1.0509ドル - 1.0534ドル
ユーロ円:161.96円 - 162.48円

(川畑)
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