東京マーケットダイジェスト・19日 円安・株下げ渋り

ドル円:1ドル=155.23円(前営業日NY終値比△0.43円)
ユーロ円:1ユーロ=161.15円(△0.89円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0381ドル(△0.0028ドル)
日経平均株価:38813.58円(前営業日比▲268.13円)
東証株価指数(TOPIX):2713.83(▲6.04)
債券先物3月物:142.14円(▲0.24円)
新発10年物国債利回り:1.080%(△0.020%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.38500%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
         <発表値>       <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
        7061億円の取得超    6391億円の処分超・改
対内株式
        5876億円の処分超    4829億円の所得超・改
日銀金融政策決定会合(日銀金融市場調節目標)
        0.25%で据え置き    政策金利 0.25%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は買い優勢。序盤は日銀金融政策決定会合の結果公表を控えて154円台半ばから後半で上下する神経質な展開が続いた。ただ、日銀が金融政策の据え置きを発表すると急伸。目立った下押しも見られないまま、一時155.47円まで買い上げられた。

・ユーロ円も買い優勢。日銀の政策金利据え置きを受けて円が全面安となった流れに沿った。ユーロ円は161.40円まで上昇したほか、ポンド円は195.72円、豪ドル円は96.90円、NZドル円は87.55円、カナダドル円は107.73円までそれぞれ値を上げた。

・ユーロドルは強含み。昨日の米連邦公開市場委員会(FOMC)によるタカ派的な利下げを受けて急落した反動が出たほか、ユーロ円が急伸したことにつれて1.0391ドルまで一時上昇した。

・日経平均株価は5日続落。昨日の米国株が軟調に推移したことを背景に売りが先行し、指数は一時720円超下落した。ただ、日銀が利上げを見送ると外国為替市場で円が急落したため輸出関連株に買いが入り下げ幅を縮めた。

・債券先物相場は反落。昨日の米国債券相場が大きく下落した影響から債券売りが優勢となり、一時141.87円まで大幅安となった。ただ、日銀が金融政策の現状維持を発表すると買い戻しが強まり142.30円まで反発する場面も見られた。


(越後)
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