ドル円、156円台に乗せる 植田総裁質疑応答続く

 ドル円は11月15日以来となる156.09円まで上昇。植田日銀総裁の質疑応答が続いているが、据え置きによる為替の影響についても「注意深く見ている」とは述べているものの、「輸入物価の対前年比は落ち着いている」などと発言したことで、やや円安に警戒感のない発言が円売りを促している。また、現時点ではタカ派と捉えられるような発言があまりないことも、円売り要因。

(松井)
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