NY株見通しー今週はサンタクロース・ラリーに期待
今週のNY市場はサンタクロース・ラリーに期待。先週は主要3指数がそろって下落。ダウ平均が2.25%安と3週続落し、S&P500が1.99%安と2週続落。ナスダック総合は1.78%安と5週ぶりに反落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)で2025年の利下げ見通しが9月時点での4回(1.00%)から2回(0.50%)に修正されたことで来年の利下げ期待が大きく後退。米10年債利回りは4.59%台と5月30日以来の高水準まで上昇した。ダウ平均は18日に1100ドル超急落し、1974年以来の10営業日続落を記録した。12月月初来ではダウ平均が4.61%安、S&P500が1.68%安とともに反落ペースとなった一方、ナスダック総合は1.84%高と2カ月続伸ペースとなった。
今週は年末年始の株高アノマリー期待を背景に堅調な展開か。今週は火曜日がクリスマス・イブで午後1時までの短縮取引、水曜日がクリスマスの祝日で休場となり、参加者の減少が見込まれるものの、例年、年内最終の5営業日と新年の2営業日は「サンタクロース・ラリー」として株高期待が強い。12月6日に終値で6090.27ポイントの最高値を付けたS&P500は、先週末に5930.85ポイントで終了し、最高値から2.62%安の水準にとどまった。サンタクロース・ラリーへの期待を背景に最高値更新の可能性も期待できそうだ。今週の経済指標は11月シカゴ連銀全米活動指数、12月消費者信頼感指数、11月新築住宅販売件数、新規失業保険申請件数など。主要な企業の決算発表はなし。
今晩の米経済指標・イベントは11月シカゴ連銀全米活動指数、12月消費者信頼感指数など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:12月23日、14:00)
今週は年末年始の株高アノマリー期待を背景に堅調な展開か。今週は火曜日がクリスマス・イブで午後1時までの短縮取引、水曜日がクリスマスの祝日で休場となり、参加者の減少が見込まれるものの、例年、年内最終の5営業日と新年の2営業日は「サンタクロース・ラリー」として株高期待が強い。12月6日に終値で6090.27ポイントの最高値を付けたS&P500は、先週末に5930.85ポイントで終了し、最高値から2.62%安の水準にとどまった。サンタクロース・ラリーへの期待を背景に最高値更新の可能性も期待できそうだ。今週の経済指標は11月シカゴ連銀全米活動指数、12月消費者信頼感指数、11月新築住宅販売件数、新規失業保険申請件数など。主要な企業の決算発表はなし。
今晩の米経済指標・イベントは11月シカゴ連銀全米活動指数、12月消費者信頼感指数など。主要な企業の決算発表はなし。(執筆:12月23日、14:00)