東京外国為替市場概況・12時 ドル円、強含み

 26日の東京外国為替市場でドル円は強含み。12時時点では157.42円とニューヨーク市場の終値(157.33円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。仲値後も157.30円割れでは下げ渋り、地合い強いまま157.47円まで上値を伸ばした。植田日銀総裁は昨日の講演でも追加利上げに慎重な姿勢を示しており、先週の日銀会合後から強まった円売りの流れが継続している。

 ユーロ円は底堅い。12時時点では163.70円とニューヨーク市場の終値(163.58円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。ドル円同様に日銀トップのハト派姿勢が支えとなり、また200円超高で前引けした日経平均の動きもリスク志向を意識させた。一時163.77円までユーロ買い円売りが進んだ。

 ユーロドルは12時時点では1.0399ドルとニューヨーク市場の終値(1.0407ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。動意薄いまま、1.04ドル付近で上下した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.08円 - 157.47円
ユーロドル:1.0393ドル - 1.0409ドル
ユーロ円:163.32円 - 163.77円


(小針)
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