東京外国為替市場概況・17時 ドル円、上値重い

 30日午後の東京外国為替市場でドル円は上値が重い。17時時点では157.88円と15時時点(157.85円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。15時過ぎにやや円売りが強まり、本日の仲値前後につけた高値157.99円を上抜けて一時158.07円まで値を上げた。もっとも、26日高値の158.08円付近がレジスタンスとして意識されると買いも一服。時間外の米10年債利回りの低下も相場の重しとなり、157.81円付近まで押し戻された。

 ユーロ円も上値が重い。17時時点では164.64円と15時時点(164.60円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。15時過ぎに164.90円まで上値を伸ばしたものの、その後は164.50円台まで失速。総じてドル円につれた動きとなった。

 ユーロドルは小動き。17時時点では1.0426ドルと15時時点(1.0425ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢の参入後も動意は鈍く、1.0420ドル台を中心とするもみ合いが続いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.64円 - 158.07円
ユーロドル:1.0418ドル - 1.0434ドル
ユーロ円:164.23円 - 164.90円

(岩間)
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