欧州外国為替市場概況・20時 ユーロドル、買い一服

 3日の欧州外国為替市場でユーロドルは買いが一服。20時時点では1.0281ドルと17時時点(1.0281ドル)とほぼ同水準だった。独長期金利の上昇を受けて欧米金利差縮小を意識した買いが入り、一時1.0300ドルまで本日高値を更新した。もっとも、米長期金利も徐々に低下幅を縮小していることもあり、節目の1.0300ドルを上抜けて積極的に買いを進める動きにはなっていない。

 ドル円は下げ渋り。20時時点では157.37円と17時時点(157.13円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。米金利の低下幅縮小にくわえ、米株先物が底堅く推移していることも相場の支えに。18時30分前に157.09円付近まで下落したものの、その後は157.30円台まで下値を切り上げた。

 ユーロ円は底堅い。20時時点では161.80円と17時時点(161.54円)と比べて26銭程度のユーロ高水準だった。一時161.92円まで上昇するなど161円台後半で底堅く推移した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.04円 - 157.57円
ユーロドル:1.0256ドル - 1.0300ドル
ユーロ円:161.39円 - 161.92円

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。