ニューヨーク外国為替市場概況・3日 ユーロドル、4日ぶり反発
3日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは4営業日ぶりに反発。終値は1.0308ドルと前営業日NY終値(1.0265ドル)と比べて0.0043ドル程度のユーロ高水準だった。12月米ISM製造業景況指数が49.3と予想の48.4を上回ったことが分かるとユーロ売り・ドル買いが先行。0時30分過ぎに一時1.0273ドル付近まで値を下げた。
ただ、アジア時間に付けた日通し安値1.0256ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。前日に1.0226ドルと2022年11月以来約2年2カ月ぶりの安値を更新したあとだけに、週末を控えたポジション調整目的のユーロ買い・ドル売りも入った。6時過ぎには一時1.0310ドルと日通し高値を付けた。
ドル円は3日ぶりに反落。終値は157.26円と前営業日NY終値(157.50円)と比べて24銭程度のドル安水準だった。米経済指標が米景気の底堅さを示したとの受け止めから、米長期金利が上昇すると円売り・ドル買いが先行し一時157.49円付近まで上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値157.57円が目先レジスタンスとして意識されると失速した。
主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは2日に一時109.53と22年11月以来の高値を更新するなど、足もとではドル高が進行。週末を控えたポジション調整目的の売りも出やすく、2時30分前には一時156.88円と日通し安値を更新した。
ただ、ドル売りはあくまでポジション調整の域を出ず長続きしなかった。引けにかけては157.38円付近まで下げ渋っている。
ユーロ円は5日ぶりに反発。終値は162.08円と前営業日NY終値(161.71円)と比べて37銭程度のユーロ高水準。年始で取引参加者が少なく商いが低調だったため、しばらくは大きな方向感が出なかった。ただ、引けにかけては強含み、6時過ぎには一時162.21円と日通し高値を更新した。ユーロドルの上昇や米国株高が相場を下支えした。
本日の参考レンジ
ドル円:156.88円 - 157.57円
ユーロドル:1.0256ドル - 1.0310ドル
ユーロ円:161.39円 - 162.21円
(中村)
ただ、アジア時間に付けた日通し安値1.0256ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。前日に1.0226ドルと2022年11月以来約2年2カ月ぶりの安値を更新したあとだけに、週末を控えたポジション調整目的のユーロ買い・ドル売りも入った。6時過ぎには一時1.0310ドルと日通し高値を付けた。
ドル円は3日ぶりに反落。終値は157.26円と前営業日NY終値(157.50円)と比べて24銭程度のドル安水準だった。米経済指標が米景気の底堅さを示したとの受け止めから、米長期金利が上昇すると円売り・ドル買いが先行し一時157.49円付近まで上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値157.57円が目先レジスタンスとして意識されると失速した。
主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは2日に一時109.53と22年11月以来の高値を更新するなど、足もとではドル高が進行。週末を控えたポジション調整目的の売りも出やすく、2時30分前には一時156.88円と日通し安値を更新した。
ただ、ドル売りはあくまでポジション調整の域を出ず長続きしなかった。引けにかけては157.38円付近まで下げ渋っている。
ユーロ円は5日ぶりに反発。終値は162.08円と前営業日NY終値(161.71円)と比べて37銭程度のユーロ高水準。年始で取引参加者が少なく商いが低調だったため、しばらくは大きな方向感が出なかった。ただ、引けにかけては強含み、6時過ぎには一時162.21円と日通し高値を更新した。ユーロドルの上昇や米国株高が相場を下支えした。
本日の参考レンジ
ドル円:156.88円 - 157.57円
ユーロドル:1.0256ドル - 1.0310ドル
ユーロ円:161.39円 - 162.21円
(中村)