ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、弱含み

 2日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは弱含み。24時時点では1.0304ドルと22時時点(1.0318ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。24時前に一時1.0302ドルと2022年11月以来約2年2カ月ぶりの安値を更新した。重要なサポートとして意識されていた昨年11月22日の安値1.0335ドルを下抜けたことで、テクニカル的にも売りが出やすい地合いとなった。
 主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時108.94と22年11月以来の高値を付けた。

 ドル円はもみ合い。24時時点では157.02円と22時時点(157.07円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容だったことが分かると円売り・ドル買いが出たものの、ユーロ円などクロス円の下落につれた売りが出ると上値が重くなった。

 ユーロ円は軟調。24時時点では161.81円と22時時点(162.08円)と比べて27銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた売りが出ると一時161.63円と本日安値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.44円 - 157.78円
ユーロドル:1.0302ドル - 1.0375ドル
ユーロ円:161.63円 - 163.32円


(中村)
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