ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、下値堅い

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下値が堅い。2時時点では158.01円と24時時点(157.82円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。NY序盤に157.58円の安値を付けた後のショートカバーの流れが継続し158円台を回復している。ただ、本日はカーター元大統領の国葬・追悼により米国市場が臨時休場であり、市場参加者が少ないなかで動き自体は鈍い。

 ユーロドルはもみ合い。2時時点では1.0297ドルと24時時点(1.0307ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。手掛かり材料に乏しく、1.0300ドルを挟んで方向感がない。
 なお、英財政懸念から欧州序盤に一時1.2239ドルまで急落したポンドドルは1.2300ドル前後で落ち着いた動きとなっている。

 ユーロ円は2時時点では162.72円と24時時点(162.68円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:157.58円 - 158.40円
ユーロドル:1.0284ドル - 1.0321ドル
ユーロ円:162.38円 - 163.43円

(越後)
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