東京外国為替市場概況・17時 ユーロ円、軟調な推移継続

 13日午後の東京為替市場で、ユーロ円は軟調な推移継続。17時時点では160.83円と15時時点(160.86円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。アジア市場で進んだ株安を背景としたリスク回避の円買いがいったん落ち着き、161円台へ戻す場面もあった。しかし反発力は鈍く、160.65円まで小幅に本日安値圏を更新した。

 ドル円は戻り限定的。17時時点では157.46円と15時時点(157.40円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。157.25円まで小幅に下値を広げたが、先週末10日安値157.23円を目前にいったん折り返した。一時157.60円付近へ戻したものの力強さに欠けた。

 ユーロドルは安値圏で推移。17時時点では1.0214ドルと15時時点(1.0219ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。リスク回避の円買い一服後に、再び円買い戻しが強まるなど、対円でユーロとドルがおおむね並行して上下するなか、ユーロドルは強い方向感はないものの重い動き。13時台につけた本日安値1.0208ドルに再び並ぶ場面もあった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:157.25円 - 157.97円
ユーロドル:1.0208ドル - 1.0250ドル
ユーロ円:160.65円 - 161.79円

(関口)
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