ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロ円、軟調

 17日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円は軟調。4時時点では160.83円と2時時点(161.16円)と比べて33銭程度のユーロ安水準だった。ダウ平均が一時300ドル以上の下落となり9営業日続落、昨日まで最高値更新が続いていたハイテク主体のナスダック総合も3営業日ぶりに反落と米株がさえず、リスクオフの円買いが優位。ユーロ円は160.78円までユーロ安・円高となった。

 ドル円も重い。4時時点では153.27円と2時時点(153.42円)と比べて15銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.37%台から一時4.39%台へ戻したことはやや支えとなったものの、やはり円買い優位で昨日安値153.33円を下抜け。153.16円まで下値を広げた。

 ユーロドルはやや重い。4時時点では1.0493ドルと2時時点(1.0504ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。リスクオフの地合いのなかユーロ円同様にやや重く推移も、レンジを大きく広げる展開にはならなかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.16円 - 154.35円
ユーロドル:1.0479ドル - 1.0534ドル
ユーロ円:160.78円 - 162.48円

(関口)
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