東京外国為替市場概況・17時 ユーロ円、弱含み

 17日午後の東京外国為替市場でユーロ円は弱含み。17時時点では161.73円と15時時点(161.91円)と比べて18銭程度のユーロ安水準だった。時間外のダウ先物が140ドル超安まで下げ幅を広げたほか、欧州株先物が下げていることでリスク回避の売りが進行。一時161.63円と日通し安値を付けた。

 ユーロドルは戻りが鈍い。17時時点では1.0497ドルと15時時点(1.0504ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。対資源国通貨などとともにドル高が進んだ流れに沿って売りが強まった。その後の戻りも限られ、一時1.0496ドルまで下押ししている。
 なお、ポンドドルは底堅い。一時1.2666ドルまで下落したものの、11月英雇用統計で8-10月英週平均賃金が予想より強い内容だったことが伝わると1.2707ドルまで反発した。

 ドル円は17時時点では154.07円と15時時点(154.13円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。全体的なドル買いが支えとなったが、株安に伴って円も底堅く推移したため154円を挟んで方向感が定まっていない。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:153.80円 - 154.35円
ユーロドル:1.0496ドル - 1.0534ドル
ユーロ円:161.63円 - 162.48円


(越後)
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