東京外国為替市場概況・8時 ユーロ円、売り先行

 16日の東京外国為替市場でユーロ円は売りが先行。8時時点では161.16円とニューヨーク市場の終値(161.37円)と比べて21銭程度のユーロ安水準だった。先週末に米格付け会社ムーディーズがフランスの信用格付けを「Aa2」から「Aa3」に引き下げた影響もあり、週明けの早朝取引からややユーロ売りが先行。一時160.68円まで下押す場面が見られた。

 ドル円はもみ合い。8時時点では153.57円とニューヨーク市場の終値(153.65円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。前週末終値を挟んだ水準でのもみ合いとなっており、週明けの本邦勢の本格参入を待つ状態だ。

 ユーロドルは8時時点では1.0493ドルとニューヨーク市場の終値(1.0501ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ売りの流れの中で一時1.0484ドルまで値を下げたが、その後に1.05ドル台を回復している。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.51円 - 153.73円
ユーロドル:1.0484ドル - 1.0504ドル
ユーロ円:160.68円 - 161.39円

(岩間)
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