東京外国為替市場概況・12時 ドル円、反落

 21日の東京外国為替市場でドル円は反落。12時時点では155.13円とニューヨーク市場の終値(155.62円)と比べて49銭程度のドル安水準だった。時間外取引の米10年債利回り上昇を受けた買いは156.23円を上値に一服。米金利が上昇幅を縮小する動きに合わせ、高値から1円超下落し一時154.96円前後と、再び155円割れとなる場面もあった。

 ユーロドルは下げ止まり。12時時点では1.0387ドルとニューヨーク市場の終値(1.0416ドル)と比べて0.0029ドル程度のユーロ安水準だった。対円でのドル反落を支えに下げ渋った。一時1.04ドル手前までユーロ買い・ドル売りが進んだ。

 ユーロ円は下落幅を拡大。12時時点では161.14円とニューヨーク市場の終値(162.09円)と比べて95銭程度のユーロ安水準だった。対ドルでのユーロ急落は一服したものの、ドル円の円買い戻しが強まったことにユーロ円は連動。161.00円の節目を割りこみ、160.97円までユーロ安・円高となった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.91円 - 156.23円
ユーロドル:1.0353ドル - 1.0435ドル
ユーロ円:160.97円 - 162.17円

(関口)
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