欧州外国為替市場概況・22時 ドル円 買い戻しが一服

 21日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻しが一服。22時時点では155.82円と20時時点(155.98円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。米長期金利の低下幅縮小の動きを眺めながら156.05円近辺まで切り返した。ただ、米10年債利回りの持ち直しも4.58%台で一段落すると、ドル円は155円後半に押し戻された。

 ユーロドルはもみ合い。22時時点では1.0354ドルと20時時点(1.0353ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。1.0342ドルを安値に下げ渋るも、全般ドルの買い戻しが優勢となるなか上値が重く、安値圏の1.03ドル半ばでこう着。ポンドドルは1.2229ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円は22時時点では161.34円と20時時点(161.49円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。ドル主導の動きとなり、161円前半の狭いレンジ内で値動きは限定的。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.78円 - 156.23円
ユーロドル:1.0342ドル - 1.0435ドル
ユーロ円:160.96円 - 162.17円

(金)
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