株式明日の戦略-4営業日で1500円近い上昇、4万円を通過点にできるか
23日の日経平均は大幅に4日続伸。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり639/値下がり936と、日経平均は大きく上昇したものの値下がり銘柄は多かった。ナスダックの強い上昇や傘下アームの急騰を手がかりに、ソフトバンクGが連日の大幅上昇。フジクラや住友電工など電線株もきのうに続いて買いを集めた。三菱重工が人気化して8%を超える上昇。株主還元強化を発表したハイデイ日高が値を飛ばした。決算発表を前にニデックが3%を超える上昇となった。
一方、米エヌビディアの大幅高を受けても半導体株はさえない動きのものが多く、ディスコが決算発表を前に2%を超える下落。レーザーテックの弱さも目立った。本日から日銀金融政策決定会合が開催されているが、三井住友のほか地銀株の多くが軟調。リスクオン相場の中でディフェンシブ系の業種が嫌われており、東電HDや北海道電力など電力株が軒並み安となった。
日経平均は大幅高。前場ではやや値動きが不安定となったが、後場に入ると強い基調が続き、一時節目の4万円を上回った。動きの良い大型株がけん引しており、下落銘柄は多かったが、薄く広く買われるよりも濃淡がついた方が物色意欲は刺激される。この先は決算を材料に大きく動く銘柄も増えてくると思われる。個別の活況が日本株を下支えする展開が期待できる。
あすは日銀会合の結果が発表される。追加利上げに関しては織り込みが進んでいると思われるが、利上げをするなら植田総裁の会見を見定めたいだけに、「織り込み済み=上昇」とは限らない。ただ、今週の日経平均が木曜まで4日続伸かつ、4営業日で1500円近い上昇と非常に強かっただけに、下に振れても利益確定売りの一環にすぎないと捉えられるだろう。警戒ムードが高まることなく日銀イベントが買い材料となる場合には、昨年12月27日の取引時間中につけた40398円を上回ることができるかに注目したい。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり639/値下がり936と、日経平均は大きく上昇したものの値下がり銘柄は多かった。ナスダックの強い上昇や傘下アームの急騰を手がかりに、ソフトバンクGが連日の大幅上昇。フジクラや住友電工など電線株もきのうに続いて買いを集めた。三菱重工が人気化して8%を超える上昇。株主還元強化を発表したハイデイ日高が値を飛ばした。決算発表を前にニデックが3%を超える上昇となった。
一方、米エヌビディアの大幅高を受けても半導体株はさえない動きのものが多く、ディスコが決算発表を前に2%を超える下落。レーザーテックの弱さも目立った。本日から日銀金融政策決定会合が開催されているが、三井住友のほか地銀株の多くが軟調。リスクオン相場の中でディフェンシブ系の業種が嫌われており、東電HDや北海道電力など電力株が軒並み安となった。
日経平均は大幅高。前場ではやや値動きが不安定となったが、後場に入ると強い基調が続き、一時節目の4万円を上回った。動きの良い大型株がけん引しており、下落銘柄は多かったが、薄く広く買われるよりも濃淡がついた方が物色意欲は刺激される。この先は決算を材料に大きく動く銘柄も増えてくると思われる。個別の活況が日本株を下支えする展開が期待できる。
あすは日銀会合の結果が発表される。追加利上げに関しては織り込みが進んでいると思われるが、利上げをするなら植田総裁の会見を見定めたいだけに、「織り込み済み=上昇」とは限らない。ただ、今週の日経平均が木曜まで4日続伸かつ、4営業日で1500円近い上昇と非常に強かっただけに、下に振れても利益確定売りの一環にすぎないと捉えられるだろう。警戒ムードが高まることなく日銀イベントが買い材料となる場合には、昨年12月27日の取引時間中につけた40398円を上回ることができるかに注目したい。