欧州外国為替市場概況・20時 ドル円 売り優勢

 3日の欧州外国為替市場でドル円は売りが優勢。20時時点では154.94円と17時時点(155.62円)と比べて68銭程度のドル安水準だった。欧米株価指数が軟調な動きになるなど投資家のリスクオフ志向が強く、円買い圧力が残されるなか154.80円台まで上値を切り下げた。

 ユーロ円は上値が重い。20時時点では158.71円と17時時点(159.13円)と比べて42銭程度のユーロ安水準だった。株安を背景としたリスク回避の円買いも見られ、ドル円の下げに連れて一時158円半ばまで押し戻された。

 ユーロドルは小動き。20時時点では1.0243ドルと17時時点(1.0225ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。1.02ドル半ばで戻りが抑えられ、1.02ドル前半での小動きにとどまっている。1月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は総合・コアともに前年比でやや市場予想を上回る結果となったが、ユーロの反応は限定的。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.67円 - 155.89円
ユーロドル:1.0141ドル - 1.0308ドル
ユーロ円:158.00円 - 159.98円


(金)
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