米国債市場概況・18日 10年物国債利回り、4.55%に上昇

 18日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反落。表面利率4.625%の10年物国債利回りは前営業日比0.07%高い(価格は安い)4.55%で終えた。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が利下げに慎重な姿勢を示したことなどを受けて売りが先行。トランプ米政権による関税引き上げがインフレ率を高めるとの見方も相場の重しとなった。
 なお、トランプ米大統領はこの日、検討している自動車や半導体、医薬品への関税について「4月2日に発表するだろうが、税率は25%前後になるだろう」と話した。

(中村)
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