東京外国為替市場概況・15時 ドル円、弱含み

 25日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。15時時点では149.71円と12時時点(149.82円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りが4.37%台で低迷していること、新発10年物国債利回りの低下が一服したことなどで、一時149.46円まで下値を広げた。
 トランプ米政権が対中半導体規制の強化を打ち出し、半導体関連株が売られたことも、リスク回避の円買い要因となった。

 ユーロ円は弱含み。15時時点では156.85円と12時時点(156.94円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落に連れて、一時156.55円まで下値を広げた。

 円は全面高となり、豪ドル円は94.91円、NZドル円は85.70円、ポンド円は188.85円まで外貨安・円高に推移した。

 ユーロドルは小高い。15時時点では1.0477ドルと12時時点(1.0474ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。時間外の米10年債利回りの低下を受けて、1.0478ドルまでわずかに上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.46円 - 150.30円
ユーロドル:1.0460ドル - 1.0478ドル
ユーロ円:156.55円 - 157.24円

(山下)
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