東京外国為替市場概況・15時 ドル円、底堅い

【※新発10年物国債利回り水準に関する表記を一部修正します。】

 27日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。15時時点では149.34円と12時時点(149.26円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。新発10年物国債利回りが弱めの2年債入札を受けて1.40%前後へ上昇し、日経平均株価がマイナス圏に沈んだことなどで、149.08円前後まで弱含みに推移した。しかし、日経平均株価がプラス圏に浮上し、米10年債利回りが4.28%台までやや上昇したことで、149.37円前後まで買い戻された。

 ユーロ円は小安い。15時時点では156.28円と12時時点(156.29円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落に連れて、一時155.95円まで下値を広げた後、日経平均株価のプラス圏浮上を受けて、156.29円前後まで買い戻された。

 ユーロドルは小安い。15時時点では1.0465ドルと12時時点(1.0471ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。時間外の米10年債利回りの上昇やトランプ関税への警戒感から、1.0459ドルまでわずかに下値を広げた。
 ポンドドルも1.2650ドルまで下値を広げ、豪ドル米ドルは0.6286米ドル、NZドル米ドルは0.5673米ドルまで下押しした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.75円 - 149.40円
ユーロドル:1.0459ドル - 1.0493ドル
ユーロ円:155.95円 - 156.54円

(山下)
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