今日の株式見通し-軟調か 関税リスクやエヌビディア急落を嫌気してナスダックが大幅安
東京市場は軟調か。米国株は下落。ダウ平均は193ドル安の43239ドルで取引を終えた。買いが先行して中盤までは堅調に推移していたが、終盤に下げに転じて安値圏で取引を終了。トランプ大統領がカナダとメキシコに対して25%の輸入関税を予定通り3月4日に発動すると発表。中国に対しても10%の追加関税を課すとしたことが嫌気された。決算を発表したセールスフォースやエヌビディアの下落もセンチメントを悪化させた。エヌビディアは8%を超える下落となっており、他の半導体株にも売りが広がる展開。ナスダックが2.8%安と大きな下げとなった。ドル円は足元149円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて715円安の37585円、ドル建てが700円安の37600円で取引を終えた。
エヌビディアの下げがかなり大きい上に、関税リスクも改めて意識されたことから、日本株は大きく水準を切り下げると予想する。CME225先物からは節目の38000円を大きく下回るスタートが想定される。安寄りしたところでは押し目買いが入るとみるものの、大きく戻すようなら改めての売りも出やすい。大型グロース株の下げが大きくなると思われるだけに、場中はマイナス圏で荒い動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは37500円-38050円。
エヌビディアの下げがかなり大きい上に、関税リスクも改めて意識されたことから、日本株は大きく水準を切り下げると予想する。CME225先物からは節目の38000円を大きく下回るスタートが想定される。安寄りしたところでは押し目買いが入るとみるものの、大きく戻すようなら改めての売りも出やすい。大型グロース株の下げが大きくなると思われるだけに、場中はマイナス圏で荒い動きが続くだろう。日経平均の予想レンジは37500円-38050円。