今日の株式見通し-軟調か 米長期金利の低下を受けてもナスダックが下落
東京市場は軟調か。米国株はダウ平均が上昇、S&P500とナスダックが下落とまちまち。ダウ平均は159ドル高の43621ドルで取引を終えた。市場予想を下回る2月消費者信頼感指数を受けて景気悪化に対する懸念が高まり、グロース株の多くが売られる展開。テスラが8%を超える下落となったほか、インテルや翌日に決算発表を控えたエヌビディアが大幅安となった。ダウ平均は下げる場面もあったが、決算が好感されたホーム・デポの上昇などが貢献してプラスで終えた。弱い指標を受けて米10年債利回りは大幅に低下。ドル円は足元149円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて285円安の37955円、ドル建てが265円安の37975円で取引を終えた。
米長期金利の低下を受けてもナスダックが弱かったことで、半導体株など大型グロース株にネガティブな影響が想定される。米金利低下は金融株に逆風で、ドル安(円高)が意識されることから自動車株も買いづらい。ダウ平均の上昇は好感できず、ナスダックの下落を嫌気した売りに押されることになるだろう。本日のエヌビディアの決算を見極めたい局面だけに、安く始まって序盤の売り買いをこなした後は、様子見姿勢が強まると予想する。日経平均の予想レンジは37900円-38300円。
米長期金利の低下を受けてもナスダックが弱かったことで、半導体株など大型グロース株にネガティブな影響が想定される。米金利低下は金融株に逆風で、ドル安(円高)が意識されることから自動車株も買いづらい。ダウ平均の上昇は好感できず、ナスダックの下落を嫌気した売りに押されることになるだろう。本日のエヌビディアの決算を見極めたい局面だけに、安く始まって序盤の売り買いをこなした後は、様子見姿勢が強まると予想する。日経平均の予想レンジは37900円-38300円。