今日の株式見通し=小動きか 米国株は上昇も円安は一服
東京市場は小動きか。米国株は上昇。ダウ平均は342ドル高の44711ドルで取引を終えた。1月生産者物価指数(PPI)は市場予想を上回ったが、10年債利回りは大きく低下。株式には資金が向かった。トランプ大統領が相互関税を導入する意向を示したものの、即時の発動は見送ったことも株買いを後押しした。米金利低下を受けてドル円は円高(ドル安)に振れており、足元では152円80銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて40円高の39480円、ドル建てが75円高の39515円で取引を終えた。
きのうの日経平均はまちまちの米国株を受けても円安を好感して大きく上昇した。きょうは円安に一服感が出てきたことから、米国株高による好影響は限られそう。一方で米長期金利の低下はグローバル株式市場にとって安心材料になることから、売りも手控えられるだろう。きのうは取引時間中に39500円を上回ったが、終値では下回った。強弱感が入り交じる中、節目近辺での一進一退が続くと予想する。日経平均の予想レンジは39350円-39650円。
きのうの日経平均はまちまちの米国株を受けても円安を好感して大きく上昇した。きょうは円安に一服感が出てきたことから、米国株高による好影響は限られそう。一方で米長期金利の低下はグローバル株式市場にとって安心材料になることから、売りも手控えられるだろう。きのうは取引時間中に39500円を上回ったが、終値では下回った。強弱感が入り交じる中、節目近辺での一進一退が続くと予想する。日経平均の予想レンジは39350円-39650円。