18日香港株=堅調か、FOMC前に様子見ムードも

 18日の香港市場は堅調か。注目された2月の米小売売上高は前月比+0.2%と市場予想の+0.6%を下回ったが、自動車を除く小売売上高が+0.3%と予想と一致したことで、景気減速への過度な懸念が和らいだ。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)が18-19日に開かれるとあって、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見の内容を見極めようと様子見ムードが相場の重しとなりそうだ。

 一方、香港市場では決算発表シーズンに入っており、個別物色の動きが活発になると予想される。18日は小米集団(01810)や華潤ビール(00291)、チャイナ・ユニコム(00762)、小鵬汽車(09868)などが2024年12月本決算の発表を予定している。

 17日のNY株式相場は主要3指数がそろって続伸。同日の香港株の米国預託証券(ADR)はアリババ集団(09988)やテンセント(00700)、美団(03690)、HSBC(00005)が香港終値を上回って引けた。
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