東京外国為替市場概況・10時 ドル円、強含み

 18日の東京外国為替市場でドル円は強含み。10時時点では149.47円とニューヨーク市場の終値(149.21円)と比べて26銭程度のドル高水準だった。本邦長期債利回りが低下し、日経平均株価が500円を超す上昇となり、仲値に向けたドル買いなどから、一時149.49円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは小安い。10時時点では1.0916ドルとニューヨーク市場の終値(1.0922ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ安水準だった。本日のドイツ連邦議会での財政パッケージの採決や米露首脳会談などのイベントを控えたポジション調整の売りで、1.0915ドルまでわずかに下値を広げた。

 ユーロ円は小幅高。10時時点では163.17円とニューヨーク市場の終値(162.98円)と比べて19銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れて163.20円まで上値を伸ばしたものの、ユーロドルの軟調推移を受けて上値は限定的だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.13円 - 149.49円
ユーロドル:1.0915ドル - 1.0924ドル
ユーロ円:162.89円 - 163.20円

(山下)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。