欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、軟調

 17日の欧州外国為替市場でドル円は軟調。20時時点では148.49円と17時時点(148.85円)と比べて36銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが一時4.27%台に低下するのをながめ、148.48円付近まで下押して本日安値に接近した。
 なお、OECD(経済協力開発機構)は成長見通しを発表、貿易摩擦が足かせとし、2025年の世界経済成長率予測を前回3.3%から3.1%に下方修正したほか、同年の米成長見通しも従来2.4%から2.2%に引き下げた。

 ユーロドルは強含み。20時時点では1.0908ドルと17時時点(1.0876ドル)と比べて0.0032ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下を受けてドルが売られる中、1.0910ドルまで上昇した。

 ユーロ円は方向感定まらず。20時時点では161.97円と17時時点(161.89円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。17時過ぎに161.70円台まで下押すも、一時的。その後はドル円の下落とユーロドルの上昇に挟まれ、162円を挟んで方向感に乏しい展開となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.46円 - 149.10円
ユーロドル:1.0869ドル - 1.0910ドル
ユーロ円:161.50円 - 162.26円



(川畑)
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