欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、強含み

 12日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。20時時点では148.68円と17時時点(148.59円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。欧米株価指数の底堅い動きを支えに、投資家のリスク志向改善を意識した買いの流れが続いた。一時148.77円まで本日高値を更新した。

 ユーロドルはもみ合い。20時時点では1.0906ドルと17時時点(1.0900ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢の参入後に1.0888ドルまで下げた後、18時30分過ぎに1.0926ドルまで反発するなど上下を試したものの、明確な方向感は出なかった。この後予定されている2月米消費者物価指数(CPI)待ちの様相が強く、手掛けづらい状態となっている。

 ユーロ円は強含み。20時時点では162.15円と17時時点(161.97円)と比べて18銭程度のユーロ高水準だった。株高を支えに全般円売りが進んだ流れに沿って、一時162.36円まで上値を伸ばした。
 

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.68円 - 148.77円
ユーロドル:1.0888ドル - 1.0926ドル
ユーロ円:161.16円 - 162.36円

(岩間)
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