欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、持ち直し

 7日の欧州外国為替市場でドル円は持ち直し。22時時点では147.73円と20時時点(147.56円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。この後発表される米2月雇用統計に向けたポジション調整の買い戻しで、147.84円前後まで強含んだ。

 ベッセント米財務長官は、「トランプ米政権の政策はドル高に繋がる」「トランプ米大統領は、任期中に中国が台湾を巡り動きをとらないと確信」「ウクライナとの鉱物資源協定は略奪的ではない」などと述べた。

 ユーロドルは伸び悩み。22時時点では1.0854ドルと20時時点(1.0859ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。この後発表される米2月雇用統計を控えて、13日のNYカットオプション1.0850ドル周辺で伸び悩む展開となった。

 ユーロ円は22時時点では160.36円と20時時点(160.24円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の持ち直しと並行してじり高となり、160.41円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.21円 - 148.16円
ユーロドル:1.0781ドル - 1.0871ドル
ユーロ円:159.28円 - 160.41円

(山下)
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