欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、買い戻し

 13日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻し。20時時点では148.16円と17時時点(147.80円)と比べて36銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りが4.33%台まで上昇幅を拡大するなか、ドルの買い戻しが進んだ影響を受けた。ダウ先物や欧州株が持ち直したことも相場の支えとなり、148.20円台まで下値を切り上げた。

 ユーロドルは戻りが鈍い。20時時点では1.0870ドルと17時時点(1.0865ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。16時30分過ぎに1.0860ドルの安値をつけた後は売りも一服。いったんは1.0880ドル台まで下げ渋る場面も見られたが、米金利上昇が相場の重しとなっており、戻りは限られた。

 ユーロ円は20時時点では161.04円と17時時点(160.60円)と比べて44銭程度のユーロ高水準だった。17時過ぎに160.43円まで下押す場面があったが、その後はドル円の上昇や欧米株高を手掛かりに161.20円台まで下値を切り上げた。
 

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.58円 - 148.38円
ユーロドル:1.0860ドル - 1.0897ドル
ユーロ円:160.43円 - 161.52円

(岩間)
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