東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

 18日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では149.74円と12時時点(149.67円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。12時過ぎに149.73円まで上値を広げた後は買いが一服し、149.52円付近まで下押しした。しかし、15時前後には再び買い圧力が強まり149.79円まで強含んだ。

 ユーロ円は上昇。15時時点では163.34円と12時時点(163.27円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。ドル円、ユーロドルともに値動きが鈍ったことで値幅は限定的になった。ただ、15時の東京オプションカットが過ぎると再び買いの勢いが増し、163.42円まで上昇した。

 ユーロドルは狭いレンジで上下。15時時点では1.0908ドルと12時時点(1.0908ドル)とほぼ同水準だった。ドル円の上昇に連れて、ユーロドルも12時過ぎに1.0906ドルまで小幅に下値を広げた。ただ、一日を通しても18pipsの狭いレンジ内での取引に留まり、欧州の地政学に影響を与える2つのイベント(独の財政拡張案の採決と米露首脳会談)の結果発表待ちになっている。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.13円 - 149.79円
ユーロドル:1.0906ドル - 1.0924ドル
ユーロ円:162.89円 - 163.42円


(松井)
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