東京外国為替市場概況・15時 ドル円、強含み

 19日午後の東京外国為替市場でドル円は強含み。15時時点では149.77円と12時時点(149.42円)と比べて35銭程度のドル高水準だった。日銀の声明文で、各国の通商政策というリスク要因が追加されたこと、米WSJのFEDウォッチャー、ニック・ティミラオス記者が「今後6カ月間は、FRBは様子見であまり何もしないと予想」と配信したことなどで、一時149.80円まで上値を伸ばした。この後15時半から植田日銀総裁の記者会見が控えている。

 ユーロ円は強含み。15時時点では163.74円と12時時点(163.50円)と比べて24銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れて、163.79円まで上値を伸ばした。
 豪ドル円は95.24円、NZドル円は87.09円まで外貨高・円安に推移した。

 ユーロドルは弱含み。15時時点では1.0931ドルと12時時点(1.0941ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。米10年債利回りが4.29%台で推移していることで、一時1.0928ドルまでわずかに下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.20円 - 149.80円
ユーロドル:1.0928ドル - 1.0947ドル
ユーロ円:163.27円 - 163.79円

(山下)
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