東京外国為替市場概況・10時 ドル円、堅調

 19日の東京外国為替市場でドル円は堅調。10時時点では149.61円とニューヨーク市場の終値(149.27円)と比べて34銭程度のドル高水準だった。本邦債券先物が続伸(利回りは低下)して始まると、9時前には149.47円まで上昇。149.31円付近まで下押す場面もあったが、時間外の米10年債利回りが小幅ながらも上昇して始まったことや、日経平均株価が堅調なことが支えになり、東京仲値の値決めにかけては149.64円まで上値を広げ堅調推移。

 ユーロ円は小幅高。10時時点では163.62円とニューヨーク市場の終値(163.39円)と比べて23銭程度のユーロ高水準だった。東京仲値の値決めにかけてドル円が買われると、ユーロ円も163.68円までつれ高。

 ユーロドルは小安い。10時時点では1.0934ドルとニューヨーク市場の終値(1.0945ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。米金利上昇が重しになり1.0932ドルまで小幅に弱含んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.20円 - 149.64円
ユーロドル:1.0932ドル - 1.0947ドル
ユーロ円:163.31円 - 163.68円


(松井)
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