欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、強含み

 18日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。22時時点では149.84円と20時時点(149.65円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。149.60円近辺でのもみ合いが続いていたが、米経済指標の発表後には149.93円まで本日高値を更新した。2月米住宅着工件数や同建設許可件数が市場予想より強い結果となったほか、トランプ関税の影響が懸念される中で2月米輸入物価指数が予想を上回った。指標後には米長期金利の上昇とともにドル買いで反応し、米10年債利回りは4.33%台まで上昇した。

 ユーロドルはさえない。22時時点では1.0911ドルと20時時点(1.0934ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇とともに進んだドル買いの流れに沿った。21時30分過ぎには一時1.0893ドルまで本日安値を更新した。

 ユーロ円は22時時点では163.51円と20時時点(163.64円)と比べて13銭程度のユーロ安水準だった。ドル絡みの取引が中心となったことで明確な方向感は出なかったが、163.30円台まで弱含む場面も見られるなど頭の重さが目立った。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.13円 - 149.93円
ユーロドル:1.0893ドル - 1.0955ドル
ユーロ円:162.89円 - 164.19円

(岩間)
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