東京外国為替市場概況・12時 ドル円、いったん頭打ち

 21日の東京外国為替市場でドル円はいったん頭打ち。12時時点では149.07円とニューヨーク市場の終値(148.78円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。東京仲値にかけた買いの流れを引き継いで149.19円まで上値を伸ばした。しかし時間外取引の米10年債利回りが小幅ながら低下する場面もあり、日経平均株価も伸び悩むと、ドル円は一時149円割れとなり148.94円前後へ下押した。

 ユーロ円は伸び悩む。12時時点では161.65円とニューヨーク市場の終値(161.47円)と比べて18銭程度のユーロ高水準だった。頭打ちとなったドル円の動向を反映した円相場の動きに沿った推移。一時161.92円まで上昇も、161.60円付近まで下押した。

 ユーロドルは小安い。12時時点では1.0844ドルとニューヨーク市場の終値(1.0851ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。円相場中心の推移となるなか強い方向感はなかったものの、1.0842ドルまで小幅に下値を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:148.59円 - 149.19円
ユーロドル:1.0842ドル - 1.0859ドル
ユーロ円:161.30円 - 161.92円

(関口)
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