東京外国為替市場概況・15時 ドル円、伸び悩み

 24日午後の東京外国為替市場でドル円は伸び悩み。15時時点では149.69円と12時時点(149.83円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.27%台で高止まりし、ダウ先物も堅調に推移しているものの、日経平均株価がマイナス圏に沈んだことで、149.66円前後まで伸び悩む展開となった。
 加藤財務相の発言「日本はまだデフレを克服できていない」(FT紙)が報じられた。
 この後、午後3時12分頃から植田日銀総裁が参院財政金融委員会に出席する、と伝えられている。

 ユーロ円は弱含み。15時時点では162.09円と12時時点(162.19円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。日経平均株価がマイナス圏に沈んだことで、162円台前半で上値が重い展開となった。

 ユーロドルは小高い。15時時点では1.0828ドルと12時時点(1.0825ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。本日予定されている米国とロシアの高官によるウクライナ停戦を巡る協議への期待感から、底堅く推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.02円 - 149.95円
ユーロドル:1.0808ドル - 1.0840ドル
ユーロ円:161.10円 - 162.32円




(山下)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。