東京マーケットダイジェスト・24日 円上値重い・株もみ合い

ドル円:1ドル=149.69円(前営業日NY終値比△0.37円)
ユーロ円:1ユーロ=162.09円(△0.54円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0828ドル(△0.0010ドル)
日経平均株価:37608.49円(前営業日比▲68.57円)
東証株価指数(TOPIX):2790.88(▲13.28)
債券先物6月物:137.84円(▲0.19円)
新発10年物国債利回り:1.535%(△0.015%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)  
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。早朝のオセアニア市場では149.02円まで売りが先行したものの、節目の149円を前に下げ止まると、本邦勢参入後は買い戻しが優勢に。時間外の米10年債利回りが上昇したことも支えとなり、11時前には一時149.95円まで買い上げられた。一方で150円を超えるほどの勢いはなく一巡すると149.50円台まで伸び悩んでいる。植田日銀総裁が「今後の金融調節で国債売却を排除しているわけではない」と発言し、本邦金利先高感が意識された面もあったか。

・ユーロ円は買い戻し。早朝取引で161.10円まで下げた後はドル円の反発とともに東京勢参入後はショートカバーが活発化。先週末高値の162.13円を上抜けて162.32円まで上昇した。

・ユーロドルは小高い。ユーロ円が大きく買い戻された場面で一時1.0840ドルまで上げたが、東京市場では大きな方向感が出なかった。

・日経平均株価は3日続落。先週末の米国株高を受けて買いが先行したものの、米関税政策が世界に及ぼす影響が引き続き意識されたため上値は限られた。その後は前週末終値を挟んで方向感がなかった。

・債券先物相場は3日続落。時間外で米国債が売られた影響から日本国債もつれ安となった。


(越後)
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