東京マーケットダイジェスト・25日 円下げ渋り・株伸び悩み

ドル円:1ドル=150.43円(前営業日NY終値比▲0.27円)
ユーロ円:1ユーロ=162.51円(▲0.27円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0803ドル(△0.0002ドル)
日経平均株価:37780.54円(前営業日比△172.05円)
東証株価指数(TOPIX):2797.52(△6.64)
債券先物6月物:137.48円(▲0.36円)
新発10年物国債利回り:1.575%(△0.040%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)  
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は伸び悩み。前日のNY市場で上昇した流れを引き継ぐと、日経平均が取引開始直後に3万8000円の大台を回復したこともあり、150.94円まで上昇。ただ、節目の151円を前に上値が重く、その後は新発10年債利回りが1.57%台に上昇したほか、時間外の米10年債利回りも小幅に低下したこともあり、150.43円まで下押した。

・ユーロ円は上昇するも一時的。本邦株高を手掛かりに163.03円まで上昇するも一時的となり、その後はドル円の下げにつれる形で162.47円まで売られた。

・ユーロドルは小動き。円主導の動きとなる中、1.0809ドルまで買われるも一時的となり、1.08ドル前後でのもみ合いが続いた。

・日経平均株価は4営業日ぶり反発。前日の米株主要3指数がそろって上昇した流れを引き継ぎ、取引開始直後に3万8000円の大台を回復すると、上げ幅は一時500円を超えた。ただ、大台に乗せた後は上値の重さを意識した売りに押されて、上げ幅を縮小する動きとなった。

・債券先物相場は続落。前日に米長期金利が上昇(債券価格は下落)した影響を受けて安く始まると、午後に入り137円41銭まで下値を広げた。新発10年債利回りは約2週間ぶり高水準となる1.575%まで上昇し、10日に付けた2008年10月以来の高水準に並んだ。


(川畑)
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