欧州マーケットダイジェスト・24日 株安・金利上昇・ドル高
(24日終値:25日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=150.60円(24日15時時点比△0.91円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=162.46円(△0.37円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0787ドル(▲0.0041ドル)
FTSE100種総合株価指数:8638.01(前営業日比▲8.78)
ドイツ株式指数(DAX):22852.66(▲39.02)
10年物英国債利回り:4.713%(△0.001%)
10年物独国債利回り:2.771%(△0.006%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月仏製造業PMI速報値
48.9 45.8
3月仏サービス部門PMI速報値
46.6 45.3
3月独製造業PMI速報値
48.3 46.5
3月独サービス部門PMI速報値
50.2 51.1
3月ユーロ圏製造業PMI速報値
48.7 47.6
3月ユーロ圏サービス部門PMI速報値
50.4 50.6
3月英製造業PMI速報値
44.6 46.9
3月英サービス部門PMI速報値
53.2 51.0
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは頭が重かった。3月仏製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想より強い内容だったことを受けて買いが先行。17時30分前に一時1.0858ドルと日通し高値を付けた。
ただ、3月独・ユーロ圏サービス部門PMI速報値が予想より弱い内容だったことが伝わると徐々に上値が重くなった。NY市場に入り、3月米製造業PMI速報値は予想を下回ったものの、サービス部門PMI速報値が予想を上回ったことが分かると全般ドル買いが進行。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.33%台まで上昇したこともドル買いを促し、一時1.0782ドルと日通し安値を付けた。
なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時104.44まで上昇した。
・ドル円は底堅い動き。19時30分過ぎに一時149.50円付近まで下押しする場面もあったが、売り一巡後は徐々に強含んだ。NY市場に入り、米サービス部門PMI速報値の上振れをきっかけに全般ドル買いが進むと、19日の高値150.15円や5日の高値150.18円を上抜けて上昇に弾みが付いた。1時前には150.76円まで上値を伸ばした。ダウ平均が一時600ドル近く上昇するなど、米国株が堅調に推移したことも円売り・ドル買いを促した。
・ユーロ円はやや強含み。ドル円の上昇につれた買いが入ると一時162.82円と本日高値を付けたものの、ユーロドルの下落につれた売りも出たため、上値は限定的だった。
・ロンドン株式相場は小幅ながら3日続落。時間外のダウ先物の上昇などを受けて買い先行で始まったものの、徐々に売りが優勢になると下げに転じた。アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が売られたほか、ボーダフォン・グループなど電気通信サービス株が値下がりした。半面、銅先物相場の上昇を受けてアングロ・アメリカンなど素材株が買われた。
・フランクフルト株式相場は4日続落。米政権が「相互関税」について柔軟な姿勢を示す可能性が意識されると買いが先行して始まったものの、そのあとは次第に売りが優勢となり下げに転じた。個別ではバイエル(6.94%安)やバイヤスドルフ(4.17%安)、ボノビア(3.77%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。米債安につれた。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=150.60円(24日15時時点比△0.91円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=162.46円(△0.37円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0787ドル(▲0.0041ドル)
FTSE100種総合株価指数:8638.01(前営業日比▲8.78)
ドイツ株式指数(DAX):22852.66(▲39.02)
10年物英国債利回り:4.713%(△0.001%)
10年物独国債利回り:2.771%(△0.006%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月仏製造業PMI速報値
48.9 45.8
3月仏サービス部門PMI速報値
46.6 45.3
3月独製造業PMI速報値
48.3 46.5
3月独サービス部門PMI速報値
50.2 51.1
3月ユーロ圏製造業PMI速報値
48.7 47.6
3月ユーロ圏サービス部門PMI速報値
50.4 50.6
3月英製造業PMI速報値
44.6 46.9
3月英サービス部門PMI速報値
53.2 51.0
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは頭が重かった。3月仏製造業・サービス部門購買担当者景気指数(PMI)速報値が予想より強い内容だったことを受けて買いが先行。17時30分前に一時1.0858ドルと日通し高値を付けた。
ただ、3月独・ユーロ圏サービス部門PMI速報値が予想より弱い内容だったことが伝わると徐々に上値が重くなった。NY市場に入り、3月米製造業PMI速報値は予想を下回ったものの、サービス部門PMI速報値が予想を上回ったことが分かると全般ドル買いが進行。米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.33%台まで上昇したこともドル買いを促し、一時1.0782ドルと日通し安値を付けた。
なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時104.44まで上昇した。
・ドル円は底堅い動き。19時30分過ぎに一時149.50円付近まで下押しする場面もあったが、売り一巡後は徐々に強含んだ。NY市場に入り、米サービス部門PMI速報値の上振れをきっかけに全般ドル買いが進むと、19日の高値150.15円や5日の高値150.18円を上抜けて上昇に弾みが付いた。1時前には150.76円まで上値を伸ばした。ダウ平均が一時600ドル近く上昇するなど、米国株が堅調に推移したことも円売り・ドル買いを促した。
・ユーロ円はやや強含み。ドル円の上昇につれた買いが入ると一時162.82円と本日高値を付けたものの、ユーロドルの下落につれた売りも出たため、上値は限定的だった。
・ロンドン株式相場は小幅ながら3日続落。時間外のダウ先物の上昇などを受けて買い先行で始まったものの、徐々に売りが優勢になると下げに転じた。アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が売られたほか、ボーダフォン・グループなど電気通信サービス株が値下がりした。半面、銅先物相場の上昇を受けてアングロ・アメリカンなど素材株が買われた。
・フランクフルト株式相場は4日続落。米政権が「相互関税」について柔軟な姿勢を示す可能性が意識されると買いが先行して始まったものの、そのあとは次第に売りが優勢となり下げに転じた。個別ではバイエル(6.94%安)やバイヤスドルフ(4.17%安)、ボノビア(3.77%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。米債安につれた。
(中村)