東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、じり安

 25日午後の東京外国為替市場でユーロドルはじり安。17時時点では1.0787ドルと15時時点(1.0803ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準だった。軟調に始まった欧州株や、米長期金利の上昇が重しになり1.0785ドルまでじり安になり、前日安値1.0782ドルに迫った。

 ドル円は堅調。17時時点では150.72円と15時時点(150.43円)と比べて29銭程度のドル高水準だった。クロス円の売りに連れて150.42円まで小幅に下値を広げたが、米10年債利回りが4.34%台までじり高となるとドルが全体的に買われたことが支えになり、再び150.70円台まで戻し底堅さを維持している。

 ユーロ円は方向感ない。17時時点では162.59円と15時時点(162.51円)と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。欧米の株式指数先物が軟調な動きを見せると、16時前には162.39円まで下押す場面があった。ただ、売りの勢いも長続きはせず162円半ばを中心に方向感なく上下している。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.42円 - 150.94円
ユーロドル:1.0785ドル - 1.0809ドル
ユーロ円:162.39円 - 163.03円


(松井)
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