ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、弱含み

 25日のニューヨーク外国為替市場でドル円は弱含み。24時時点では149.72円と22時時点(149.97円)と比べて25銭程度のドル安水準だった。欧州市場の流れを引き継いで円買い・ドル売りが先行。3月米消費者信頼感指数や同月米リッチモンド連銀製造業景気指数、2月米新築住宅販売件数が軒並み予想を下回ったことも相場の重しとなり、一時149.67円と日通し安値を付けた。

 ユーロ円は軟調。24時時点では161.90円と22時時点(162.33円)と比べて43銭程度のユーロ安水準。ドル円の下落につれた売りが出ると一時161.80円と本日安値を更新した。

 ユーロドルは上値が重い。24時時点では1.0813ドルと22時時点(1.0824ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。22時前に一時1.0830ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.0858ドルが目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。ただ、低調な米経済指標が相次ぐ中、米長期金利が低下に転じたこともあって下押しは限定的だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.67円 - 150.94円
ユーロドル:1.0777ドル - 1.0830ドル
ユーロ円:161.80円 - 163.03円


(中村)
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